スペイン語最速マスター・次世代型通訳ビジネスアカデミー

デスク

1、これからの1年間、成功するぞと強く強く念ずる

今の痛みを忘れない。

2、期限を常に意識する

スペイン語の習得を最優先し、課題を溜めないで学習する。

3、メンターを100%信じる

メンターに言われた事は全てやる。

通訳家と翻訳家の違い

あなたは翻訳者と通訳者の違いを知っていますか?「知ってますよ。翻訳者は英文や日本語訳を作る人でしょ?通訳は英会話する人でしょ?」もしそう思われているなら今日の話をぜひ読んでください。結論から言いますと、翻訳者と通訳者は全然違うんですよね。

翻訳者とは・・・英語を原文の意に沿うように日本語訳にする人のこと。あるいは日本語を原文の意に沿うように英文にする人のことです。日本語と英語は違うけど、できるだけ同じ意味になるように「正確さ」が求められます。

一方、通訳者はどうか?・・・これは翻訳者に比べて正確さはあまり求められません。政府高官の話す言葉を通訳するような場面なら正確さもいるでしょうけど。大抵の場合はそんなレベルは通訳者に求められていなくて。それより通訳者に求められるのは話し手の話す「意図」を正確に伝えることになります。意味じゃなくて、意図、です。

つまり通訳者にとっては日本語と英語は同じ意味じゃなくていいと。それよりも「意図」のほうが大切ということです。たとえば映画をみているとですね。英語のセリフが字幕内容とえらく違うことがあるんですが・・・これはセリフの「意味」じゃなくて「意図」を伝えているわけです。

というのは、もし翻訳をしてしまうと、正確な意味を伝えることになるので長い長い文章になってしまいます。でも映画の視聴者には、そんな長い文章の字幕は読み切れない。映画のセリフってせいぜい「1〜2秒」ですから。数秒以内に長い字幕なんて読み切れないですからね。

だから映画ではセリフの「意味」を伝えきれないので「意図」を伝えているわけです。で、これはまさに「英会話」でも同じなんですよ。英会話でもあなたが言いたい言葉の正確な「意味」を伝えることはほぼ無理です。だって1つの会話は「1〜2秒」で終わりますから。映画と同じです。

だから「意味」を伝えきれないから「意図」を伝えるしかないこれが「通訳者」の原点です。というわけでここでいったんまとめますと・・・

★翻訳者は
正確な「意味」を伝える。

★通訳者は
正確な「意図」を伝える。

なぜなら通訳する時間は数秒と短いため意味を正確に伝えることが困難だから。代わりに意図を伝える。こういう違いがあります。というわけでね。あなたは何をするのか?という話ですよ。もしあなたが英文を読んだり書きたいのなら「翻訳」をしてください。でもあなたが英語を聞きとったり話したいなら翻訳はしてはいけないのです。「通訳」をしてください。

英会話をしたいなら翻訳するのではなく、通訳するのです。正確な意味を伝えるのではなく、正確な意図を伝えてください。ここだけの話、プロの翻訳者でも英会話ができるとは限らないんですよ。むしろ翻訳スキルが高いことで英会話の足かせになっています。なぜなら翻訳者は職業柄、どうしても正しい「意味」を伝えようとするからです。

でも映画を字幕なしでみたり、英会話をするためには、翻訳を捨てて、通訳をせねばなりません。じゃあ翻訳をしないってどういうことなのか?これはとても簡単な話でして、「英文法を使わない」ということなのです。翻訳は英文法を使って英作文したり日本語訳を作ることですで。

では「英文法を使わずに」英語を日本語にしたり、日本語を英語にするにはどうすればいいのか?これも答えは簡単でして

★「日本語と英語のセット」を覚えておけばいいのです。

たとえば

日本語:楽しかった
英語:I enjoyed it

をセットであらかじめ覚えておけばいい。そうすれば「楽しかった」と言いたいならI enjoyed it を思い出せればOK。「I enjoyed it」と聞いたなら「楽しかった」と思い出せればOK。このように「英文法を使わずに」日本語を英語にできます。英語を日本語にできます。あとはこのセットの暗記量を増やしていけばいいんですよね。

実際のところ通訳者ってこれをしているだけなんですよ。翻訳者にとっては英文法を使わないなんてとても考えられないでしょうが・・・通訳者にとってはこれが普通の世界です。このようにあなたが英会話できるようになりたいなら翻訳者でなく通訳者になる必要があります。そして通訳者になるために必要なのは

「日本語と英語のセット」

を覚えておくという作業。

この地道な作業はなかなか続けにくい人も多いのですがそこを売りにしているサービスを使うと効率的に進めることができます。何セットも一気に学ぶのではなく1セットずつ暗記と復習を重ねておぼえていくという形ですが・・・貯金のようにセットが頭に入るので最終的にはそのほうが効率的だと思っています。

kensuke tasai と申します。 スペイン語は、世界20ヵ国4億人の人の母国語です。日本語のカタカナ読みが、そのままスペイン語の発音になるので、日本人が一番マスターしやすい言語なのです。趣味で覚えるのではなくて、通訳家・翻訳家として、例えばコロンビアと日本をつなぐ人財になる事を夢みて、私と一緒に楽しくスペイン語を学習していきましょう!